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松嶋 恵美(仮名)
私はかつて、仕事を辞めて統一教会で献身者として歩んでいました。勿論、その当時は統一教会に全生涯を捧げて生きるつもりでいました。
そんなとき、私の両親と妹が統一教会に不安を感じ始め、私を救うために金沢教会(日本キリスト改革派教会)に救いを求めて相談に行きました。教会で礼拝を守り、求道しているうちに、私を救うために教会を訪れたはずの家族に信仰が与えられるということが起こっていました。私は私で献身者として統一教会で全力を尽くして活動していました。
再び家族と会う機会が与えられたとき、家族は聖書の生ける神様に対する信仰をもった姿で私の前に現れ、母は私の目の前で神様に祈りを捧げたのです。私も自分の信仰の確信に立って懸命に戦ったのですが、真の神様の前に偽りの宗教は、太刀打ちできませんでした。約1ヵ月の間、両親と共に痛みの伴う聖書の学びが続けられました。
あれから11年、私たち家族は、毎週揃って礼拝を守り続けています。11年前、このようなことは想像することさえできませんでした。
その後の私は、何をもって神と人に仕えるのかという問いの前に立たされました。その結果、心の深いところで私を揺り動かしていた看護の職を召命として受け入れ、そこに向って新しく歩み始めました。
人を罪から救い、私たちの生涯を神の栄光を現すために新しくしたもう御方は、まさに生ける神とキリスト・イエスであることを日毎に噛みしめながら生きています。
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